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~新しい元号 令和を迎えて

[2019.05.01]

平成から令和に元号が変わりました。

元号が変わっても、一生懸命に仕事をすることに変わりはないのですが、

以下の①と②の事を、決意新たに、平成時代以上に取り組みます。

 ①予防医学に力をいれる。

発見された疾病が高次治療を要するものであれば、適切なタイミングで、治療のできる高次病院に治療をお願い致します。

 これらの疾病をおこす成人病(危険因子)は、まずは生活習慣を改善することでコントロールをはかることを試みますが、生活習慣の改善だけでは難しい場合は、それに加えて薬物療法を行い、しっかりコントロールをおこないます。

しっかりコントロールする事により、前述の血管の病気をかなりの高い確率で防ぐことができます。

当院の得意とすることの一つに、末期腎不全の透析治療があります。

透析治療が必要な方は、日本透析医学会専門医、日本腎臓学会専門医の指導、管理の下、臨床工学技士3名体制で透析治療にあたります。

 骨粗しょう症が進行した人は、進行してない人と比べると、転倒等の衝撃があった際、骨折が起こりやすくなります。

高齢者が下肢の骨折をおこすと、ADL(日常生活動作)が低下、ひどい場合は寝たきり状態になってしまう恐れがあります。 

易骨折性状態にならぬように、骨粗しょう症の治療にも力をいれていきます。骨折をしやすい状態のことを易骨折性といいます。

骨粗しょう症の治療も、大切な予防医学です。

透析が必要な方の治療に全力をつくすのは当然ではありますが、その反対に、腎不全進行の予防医学として、透析導入とならない治療にも全力をつくします。

腎不全を早期に発見し、適切な治療を行うことで、透析治療導入に至る時期は先延ばしにすることができます。(腹膜透析、血液透析)

糖尿病、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症、等の成人病はしっかり管理をしないと、将来的に血管の病気を引き起こす危険が高くなります。(腎不全、脳卒中、虚血性心臓病、動脈瘤、等)

(当院でできる検査 血液検査、レントゲン検査、エコー検査、心電図検査、胃カメラ検査、大腸カメラ検査、CT検査、等)

現代医学の発展とともに、疾病は早期発見されれば、治癒できる可能性が高くなりました。

疑わしい症状があれば、勿論のこと、定期的に必要な検査はおこない、疾病の早期発見に努めます。

 

②自己研鑽に努める。

平成時代よりも頑張ります。(笑)

新しい知識の習得は勿論のこと、もう一度、学生時代に学んだことに似たような基本的な事から、学び返していきたいと思います。

また、私自身の研鑽はもとより、大切な地域の患者さんに接する当院スタッフのレベルアップも常に意識して取り組むよう声掛けし、定期的な勉強会の開催、研修会への参加を推奨していきます。

学校で看護士免許や臨床工学技士の免許を取り就職したから勉強から解放された!ではありません。

まずはスタッフ一人ひとりが日々、目の前の患者さんと向き合うなかで何故、勉強が必要であるかということから、自ら気づき、勉強の必要性を理解をすることが必要だと考えます。

私一人の二つの眼だけで患者さんをみるよりも、勉強に励み、知識習得によりレベルアップされた多くのスタッフの眼でみることが、患者さんの変化に早く気づき、正しい診断、治療ができると信じているからです。

 

 以上の事を胸に刻み、新しい元号をスタッフ一丸となり、スタート致します。

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