「仕事と作業の違い」
先日、車を車検に出すのに町工場を訪ねた際、トイレを借りました。
前から気づいていたが、この工場の建物自体は古いけれどトイレは抜群に綺麗で、いい香りまでする。
これだけ綺麗にトイレを掃除しているところは、車の整備作業も丁寧だろうなと感じていました。
その綺麗なトイレに貼ってあった張り紙に感心したので紹介します。
「仕事と作業の違い」
仕事は、その背景にある内容を積極的に理解しながら、新たな価値創出に取り組むもの
それに対し、作業とは、与えられた指示に沿って何かを行う事
作業はどんな職場でも必ず発生するもので、注意しなければならないのは、本来「仕事」であるべきものが「作業」となっていないかという事。
作業と化した仕事は、その成果も薄っぺらで、指示内容を逸脱する状況が発生しても対応することができない。
本当の仕事をしているなら、指示内容の背景も理解して取り組んでいるはずなので、不測の事態にも臨機応変に対応できる。
何も考えずに、与えられたものをこなすのが作業
常に効率性や利益を考えながらするのが仕事
言われた事だけでなく、頭を使って、考えたり調べたりする事
受身(事務的)でなく、能動的に動いたり、提案したりする事
仕事は、自分なりにやりがいを感じ、進んで色々な創意工夫をこらし、そこに喜びを感じる対象
本当にそうだなと共感しました。
皆さんも今一度、各々の仕事が作業になっていないか、見つめ直してみてはいかがでしょうか。